東京渋谷の小さなアフリカ、カリブ&アラブ料理屋ロスバルバドス
アフリカは大きく分けて東西南北+中央部で料理の特徴が少しずつ変わります。しかしその変化はグラデーションであり「この国の料理はこれ」と限定的でないことを知ってください。そして、アフリカ料理の美味しさを知ってください。
野菜や豆をたくさん使う料理が多いのもアフリカ料理の特徴です。実は当店のメニューの7割が vegan仕様。菜食主義の方もそうでない方も楽しんでいただけるメニューを考えています。欧米では注目されているAfro-vegan、Plant based African を発信して行けたらと思います。
レバノン風野菜の総菜盛合せ「ヴェジタリアン・マッツァ」は一番人気のメニューです。ヴェジタリアンの方もそうでない方も満足の一皿。他前菜として、羊肉のサモサやカトレシ(東アフリカの魚のコロッケ)などを盛合せた「クレオール・セット」があります。パリのマダガスカル・レストランで食べたものを再現しました。まず前菜をつまみながらアフリカのお酒やジュースで乾杯してはいかがでしょうか?
鶏肉のレモン煮込み「プーレヤッサ」と、ピーナッツのシチュウ「マフェ」は定番です。いずれもサハラ以南の様々な国で食べられています(料理名はそれぞれ違うこともあります)。その他、スポットでアフリカ各地のシチュウを作ります。ライス、クスクスの他、フォニオ(グルテンフリーのクスクス)、ジョロフライス(西アフリカの炊込みご飯)、フフ(キャッサバ粉から作る固粥)など、主食をお選びください。
「モロッコ風アーモンドクリームの揚げ菓子」「スーダン風ココナッツのケーキ」「カリビアン・ガトーショコラ」これら定番デザートは全て vegan で作っています。豆乳の生クリームやココナッツミルクを使います。スポットで作るデザートも、なるべく vegan を心がけています。サハラ以南の特徴的なデザートと言えば、マンダジ、ベニエ、ミカテなどと呼ばれる揚げドーナッツ状のものでしょうか。こちらは時々登場します。
ハイビスカスの花の額から作る「ビサップジュース」と、ユニークな形の木で有名なバオバブの果肉から作る「バオバブジュース」は、サハラ以南アフリカ各地で親しまれているドリンク。いずれもノン・アルコールなので、ランチのお供にオーダーされる方も多いです。珍しいアフリカのお酒は、その時々あるものを提供しています。ラム酒はお食事と相性の良い、フレンチカリブのブラン(ホワイトラム)を中心のラインナップ。